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言葉の大切さ
お久しぶりです、趣味のブログでは金魚の更新をしているのに本業ブログはなぜ更新していないのかとツッコミを受けまくっておりますが、私は元気です
さて、年末になりましていろいろ今年の言葉などを取り扱う企画が多いのですが、流行語大賞の中にはおかしな言葉もいくつか散見されまして話題になっておりますよね
今年を表す漢字一文字なんてのも後に発表されるわけですが、適切な言葉になることを祈るばかり
言葉の歴史というのはコロコロ変わるものでして、例えば江戸時代の言葉って意外とだれもわからないんです
「アホか、文献が残ってるじゃないか!」
おっしゃる通りです、なので時代劇で一時期武士が、○○候とか○○ござるなんて言葉でしゃべってましたが、皆様国語の時代で習ったかと思いますが、日本の言葉の歴史は文語体と口語体が違うんです、国語の授業大嫌いでまともに聞いていなかった私ですら知っている常識ですよね?
だからいくら文章で残っていたからといってその通りしゃべっていたわけではないのです
これを鑑みて最近の時代劇などではこれらの言葉を聞かなくなりましたよね?
時間軸を現代に戻しまして
現代でも文語体と口語体は存在をしております
例えばこのブログの文章だってくだけてはおりますがそれでも文語体で記述されております
私の講演なりツイキャスなり、一緒に酒飲んだりした人はおわかりかと思いますが、私はこんな硬い口調でお話しませんからね
日記を書く方、小説を書く方、ブログを書く方などは特に文章には気を使っていらっしゃると思いますのでおわかりかと思います
これと違う意味で文語体が存在をいたします、所謂ネットスラングですが、これも文語体なわけです
しかしインターネットが普及する過程でアニメや映画やドラマでインターネット上のやり取りを描写する時にこのネットスラングをセリフでしゃべらせる演出が世の中を狂わせました
私のように極度のネットジャンキーであればアホかと一刀両断できるのですが、時はまさにインターネットを使え使えの時代です、インターネットで彼女ができたならおれもわたしもと殺到した彼らが無理矢理このネットスラングを使う姿は微笑ましいを通り超えて恐怖すら感じたものです
何度も書きますが、ネットスラングなんてのは昔は掲示板、今はSNSでやり取りをする際に文語体として用いるための言葉です、これを通常会話や人とおしゃべりする時に使うのは常識はずれの恥ずかしい行為なのです
昔からオフ会などでネットで知り合った方々と会ってきた私としましては、コミュニケーションに慣れているかどうかは別として、積極的に人と会話したいと思っている方々が集まっているのがインターネットですから、ものすごく言葉遣いも気遣いもできる方が多いという印象です
そんな方々が普通に人としゃべる際に文語体であるネットスラングなど使いません、しっかりとした口語体の日本語でお話するわけです
昔ならネットスラングを使ってお話している人をみると「ニワカめ」などと小馬鹿にできましたが、それももう現代では通用しない常識になりつつありますね
只今「舟を編む」というアニメが放送中です
辞書を作るお話なのですが、ネットスラングなんかが市民権を得て普及するにつれて辞書にもどんどん掲載されるようになってきたわけですが、辞書の改訂期間では到底追いつけないくらいコロコロと言葉の意味が変わる我らがネット界において、果たして辞書はどこまでその言葉の真髄を掲載できるのかがとても興味深いですね
リアルに「大渡海」の編纂が待たれます!
ということで本日は少しばかり言葉のお話でした
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