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SNS講座などでは語られない「スルー力!」
TwitterやFacebookなどの講演会は多いことと思う
限られた時間の中で語れることは限られる、当然明と暗があるのだが明の部分を強調せざるを得ないのは時間的にも望まれていること的にもそうなってしまうのだろう
だがしかし、IT(ICT)とはかつてより申し上げている通り、時間と距離の概念を飛び越えたコミュニケーションを可能にする道具である
それだけ濃密な交流ができるので猛烈に好きになる人もいれば猛烈に嫌いになる人だっているわけだ
かつて全盛期を誇ったmixiで起こった「ミク疲れ」なる現象がそれに値するだろうし、ぼちぼち「いいね!疲れ」を感じている人も多いのではないだろうか?
基本的にコミュニケーションというのはこちらが投げかけたことに対し、適切に適当に反応があって初めて成立するものである
それは現実社会でも仮想現実社会でも同じこと
しかしネット上では時にこちらの意図しない読み解かれ方をして変な反応が返ってくることがある
それの対応に苦慮することが多いと人は疲れるのである
文字数が少なかったり、本来自分という人間を知っている人であれば冗談で済まされるようなことを、見も知らぬ第三者から揚げ足を取られるかのように反応されると戸惑ってしまうのもわからなくもない
こういう時はスルーでいいんです
そこで変にその人に対し説明しようだとか理解してもらおうとするから疲れるんです
時間と距離を越えて、は結構なんですが全てを越えて自分の意見だけを言われてもそれはコミュニケーションではないので反応しなければいいのですが、なぜだか全部に反応しなきゃいけないみたいな雰囲気が「疲れ」を引き起こすわけです
Twitterなどでは適当にそれができている人も、Facebookとなると「商売のため!」と思っているから妙に接客精神が出てしまい、この「疲れ」を発症することが多い傾向にあると思います
一度こじれた関係は修復できません、それは見知っているはずの人同士でもそうなのに、ましてや時間と距離の概念を飛び越えた人物像のわからぬ同士では手打ちのしようもないのです
だからスルーでいいんです
ネットで一番必要なのはスルー力!
さて、さらにコトが進行しますと「炎上」というようなコトが起こる場合があります
そしてブログ閉鎖、Facebook退会、Twitterアカウント削除などなどの事象に至るとインターネットなんてってなると思うのですが、個人的にはこの「炎上」を「おいしい」と思えないとインターネットで商売をするのは難しいと思うのです
良かれ悪かれ、知名度が上がるのはいいことです、それに興味を持って見に来る人達はかなり中立な状態で見に来ます
真面目に商売をしていれば「本当に言われてる通りなのだろうか?」と疑問を持つことになります
普通に考えて、自分の顔と名前を売るのにどれだけの期間と費用が必要かを考えれば、炎上とはそれらのコスト一切いらずに知名度を上げてくれるわけですから、感謝してもしきれないと思わなければ商売はできないわけです
かつて青汁がまずい!と言われて売れたように、ウリを悪名と考えれば悪くない、そう思えることが必要なのかと思うのです
なのでどういう形でも自分からみて「コミュニケーションを望んでいる」と思われる人とはコミュニケーションを取ればいいですし、そうでないと思えばスルーすればいいんです
所詮道具ですから、どうやって使うのかは自分次第です
接客ツールに使うのであれば接客をすればいいですし、同じ会の仲間達と交流を深めるであれば交流を深めればいいですし、新しい人と出会いたいのであればそのように使えばいいのです
ただしそこには現実社会ではありえない近接したコミュニケーションがあるということをお忘れなきように
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