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qmailメンテナンス忘備録
しばらく触っていないとすっかり忘れてしまうのと、他に同様のトラブルで困っている人のために忘備録を残して置く
PLESK8.6下に置いて動いている我がサーバーであるが、どうやらメールキューが凄まじい数溜まっていた
原因はどこだろう?ブログをどうしても携帯投稿でやりたいからとメール設定を甘くしていたユーザーがいたが、そこを付かれたか?
PLESK上のメールキューの表示では待てども待てども表示されない、ということはこちらから送信依頼をかけたメールもなかなか処理されず、送信後何日後かに送れるという状態になっているはずだ
この状態に気がついたのはユーザーからのクレームと、自分自身のメールが送れなかったという実体験からだ 情けない
で、対処法なのだが、まずどれだけメールキューが溜まっているのかを確認する
SSHでサーバーに入り
/var/qmail/bin/qmail-qstat
というコマンドを打てば何件溜まっているのかがわかる
26000件??
なんともまあねえ
スパムもいろいろと手が込んできているから思わぬところに穴が開くもんだ
ということで、ネット上で調べれば出てくる定番の処置をするわけだが、あまりにも数が多すぎてqmHandleでは多分処理がおいつかない
ってことでちょっと古いんだがqueue-fast.pl を使うことに
キューの削除前には必ずqmailを止めておきましょう
使い方は丁寧に書いてあるので問題ないと思うのだが、これでかなりの部分のキューを減らすことができた、しかし万能ではない、送信者やCC相手では検索が効かないのでここでqmHandleの出番である
今現在のバージョンは1.3.2のようで、検索して出てくるようなマクロを組まなくても送信者をキーにして削除ができますよって書いてあった 英語だけどね
-f オプションの後ろに送信者のアドレス入れればOK
./qmHandle -fhoge@hoge.com
みたいな感じね、これで送信者hoge@hoge.comのアドレス分を消してくれる
英語だからとマニュアル読まないと余計な作業が増えちゃうぜっていう典型ですね
他にもいろいろとオプション増えてるみたいだから結構使えるツールになっているかもよ
さて、これでキューの掃除は終わったとして
とりあえずアホみたいにスパム投げてきていた相手がわかりやすかったのでそいつら数件のアドレスをPLESKのメール設定でブラックリストに入れておいた
当然穴っぽかったユーザーのメールはしっかり宛先不明のメールは拒否するにしておいたのは言うまでもない
で、今現在まったくもってキューに溜まっていないことを確認
対策もOKっと
それにしても原因究明から調べ物しまくってキュー消して対策とってと、丸一日かかったじゃないか
本当に世の中、スパムって迷惑以外の何者でもないのになんでなくならないんだろうね?
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